音楽・・・その他

(森昌子以外の音楽関係のブログ集です)

森昌子のページホームページへ  
26 2015/5/2 シャーロット・ケイト・フォックスさんが歌う「ゴンドラの唄」
25 2015/4/17 テレサ・テン  カラオケバージョン動画「別れの予感」を見て感じたこと
24 2015/3/19 久しぶりに”三宅由佳莉”を見る
23 2015/1/11 メリッサ クニヨシと先輩歌手との歌比べ
22 2014/9/26 試しに山口百恵を聞いてみる
21 2014/8/9 Mステ JUJU”ラストシーン”を聞いて
20 2014/7/19 パリオペラ座ライブビューイング「フィガロの結婚」を見て
19 2014/7/17 真実、真実、真実・・・長渕剛”RUN”から
18 2014/7/11 アイドルは消費されて消えていく
17 2014/6/1 私が好きなアグネス・チャンの歌
16 2014/5/3
15 2014/1/1 NHK紅白歌合戦のなかで少し気になった曲
14 2013/12/29 美輪明宏 ”ヨイトマケの唄”の不思議さ
13 2013/12/7 海上自衛隊歌姫、三宅由佳莉の”祈り”
12 2013/11/8 島倉千代子の死を悼んで
11 2013/8/22 歌手・藤圭子の訃報に接して
10 2013/8/12 大阪大正区でのアマチュアグランプリーの演奏を聴いて
9 2013/5/30
8 2013/3/19
7 2013/1/12
6 2012/8/12
5 2012/7/21 福島原発、線量偽装と岩崎宏美の哀しみ
4 2012/7/13 東方神起のAndroidを見て
3 2012/7/5 郷ひろみ、がんばれ
2 2012/6/5 作曲家・船村徹とオーム・菊池容疑者のつれづれ
1 2012/5/22 NHK歌謡コンサートで、考えたこと


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2015/5/2

本文

今日、8時からのMステでシャーロット・ケイト・フォックスさんが歌う、「ゴンドラの唄」を聞いた。とてもよかった。声が綺麗で伸びやかで、独特の節回しで、歌そのものがとても新鮮だった。ゴンドラの唄は、1915年(大正4年)吉井勇作詞、中山晋平作曲の歌謡曲らしい(「ウィキーペディア」より)。

 丁度、発表後100年にして、アメリカ人により再び歌が蘇ったというわけだ。歌詞そのものが今でも通じるし、胸に伝わって来る。歌い方もとても新鮮だ。日本的な節回しの上に、自分なりのオリジナリティを付け加えている。日本の古い歌をいま風にアレンジしたわけだ。

 これは「マッサン」で歌われたのだろうか。だから、この曲を歌手デビュー曲として選んだのだろうか。でも、youtubeでは、ドラマで歌う、この曲が出ていない。すぐに削除されるのだろうか。

 歌謡曲というのは、大正の創成期から昭和の戦前・戦中そして戦後1990年頃まで、その様相をほとんど変えずに人々に歌い継がれてきたと言えるだろう。それは政治とは無関係に人びとの暮らしや生活を支える原動力を果たしてきた。ケイトさんの歌には、何か日本人の心を打つアメリカ的明るさと歌詞の持つ悲哀が感じられる。

 youtubeから
Mステでのシャーロット・ケイト・フォックスさんが歌う「ゴンドラの唄」
https://youtu.be/Fv_186ATpxc

CDのプロモーションビデオ? 「ゴンドラの唄」 https://youtu.be/Pi__2eMCDtM(かなりこってる。でも、いい)

森昌子「ゴンドラの唄」 https://youtu.be/Cgi6gPZMCI0(歌い方が大正時代そのままなのでしょう。オリジナル性が少ないね)

小林旭 「ゴンドラの唄」 https://youtu.be/Qw3tIli_lL0


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テレサ・テン  カラオケバージョン動画「別れの予感」を見て感じたこと

2015/4/17

本文

この動画はカラオケバージョンらしいが、詩と曲の雰囲気、動画が写し出す女性たちの何か思わせぶりな動きが、とても効果的だ。「別れの予感」という題名から、どこにそうした予感があるのだろうかと、よくよくじっくり聴いてみたが、まるっきりそうした予感がない。それはあまりに好きで好きでたまらなくて、わざとそうした予感を試しに感じてみて、今の幸せをさらに実感してみたいという女性のやや鬱屈した心理を表した言葉でしかないようなのだ。

 でも、動画の二人の女性の穏やかな中にも、対立する動きーそれぞれ横を向いたり、まっすぐにすれ違ったり、離れたりーが、心の中の葛藤を表しているようで興味深い。そして出てくる女性たちは、同じ人物のようで、そうでないみたいで、とても雰囲気のある大人の女性だ。詩も一人の女性の心の変化を表しているのなら、動画も同じような心の動きを表しているともとれ、なかなかいい動画だ。

 今日、以前に荒木とよひさのことを書いたブログを読み直していて、この動画を見て、ふと感じたのです。作詞:荒木とよひさ、作曲:三木たかし、歌:テレサ・テン

youtubeから

別れの予感 https://youtu.be/GCGBEYctzAI


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2015/3/19

本文

 昨夜8時から、テレビ大阪「木曜8時のコンサート」には、久しぶりに海上自衛隊東京音楽隊の”三宅由佳莉”がでていた。あまりに見ないので、もう自衛隊を辞めて普通の女の子になっているのなかな、とか思っていたのだが、昨日の姿を見て、その清潔感や凛とした感じはそのままだった。表情もいいし、可愛いし、声もきれいだった。ただ、歌が少し野暮ったいような初めて聞く曲だったので、あまりいいとは思わなかった。でも、いまどきのアイドル歌手を見るより、その姿・形において心が洗われるような、すがすがしさを覚える。とてもいい雰囲気を持った歌手だ。森昌子の歌にも、こうしたすがすがしさや凛とした感じは受け取れる。ただ、美貌という点では、森昌子より三宅由佳莉のほうが格段うえだし、色気も十分備わっている。恋人がいてもおかしくない雰囲気があって、もしかして結婚間近なのかな?

youtubeから

昨日の番組の録画がそのままありました。下の曲です。
三宅由佳莉 「旅立ちの日」  https://youtu.be/Byf-NV1hvHM

その他の歌謡曲
三宅由佳莉 「時の流れに身をまかせ」 https://youtu.be/4EwnHp8YEfw

テレサ・テン 「時の流れに身をまかせ」 https://youtu.be/aCBEh53BPUY

森昌子 今日も笑顔でこんにちは https://youtu.be/-vb0mnPzhLI


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2015/1/11

本文

 ブラジルの生まれのニッケイ4世、メリッサ クニヨシちゃんの歌には、日本人好みの哀愁感が漂う。森昌子以上に育て方によっては、人々の心に残る歌を歌ってくれそうだ。音響の悪さ、日本語の発音の未熟さ、言葉の不明瞭さがあるが、うまいこと育ってほしいなと思う。
 
 カレン タイラちゃん、山下 ヤスミンちゃんと日系ブラジルには将来の日本やブラジルの歌謡界を背負うような幼い少女たちがいっぱいいるのに驚かされる。日本とブラジル、あるいは沖縄との架け橋として、これから、人々の心に残る歌を歌って欲しい。

そういうわけで、メリッサ クニヨシと歌謡界の先輩との歌を聞き比べて見よう。

 youtubeから

”島人ぬ宝”
メリッサ クニヨシ、カレン タイラ  https://youtu.be/OC6CDIagxLU
begin ”https://youtu.be/3ZZVcdZlz2I

”悲しき口笛”
メリッサ クニヨシ https://youtu.be/xTc84SAemUw
森昌子 https://youtu.be/orWXUXn-JKY https://youtu.be/3E04rhyxfyw
美空ひばり https://youtu.be/MyPsEQWa6kE

”瀬戸の花嫁”
メリッサ クニヨシ(8才) https://youtu.be/1cCSLGIPiPg 
小柳ルミ子 https://youtu.be/vZf40gqcT70

"愛を信じたい”
メリッサ クニヨシ          https://youtu.be/t-5jKalelXs
八代亜紀 https://youtu.be/p4nZVMeCEwc

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2014/9/26

本文

私も年甲斐になくアイドル好きというのか、これからしばらくブログで歴史的な大歌手・山口百恵の歌を取り上げ、youtubeで聞いてみたくなった。それは森昌子の歌と比較するためで、昌子の歌が嫌いになったわけではない。 

 どういうふうに取り上げたらいいかと思ったが、やはりアルバムから取り上げyoutubeで聞いてみることにした。森昌子は16〜17歳の時にすばらしい歌を歌っている。山口百恵は歌手としてどういう歌声を披露してくれるのだろう。少しだけ楽しみだ。1970年代、個人的には森昌子はほとんど聞いたこともないが、山口百恵の歌はよくテレビで見ていた。今、聞けばどういうふうに聞こえるのだろうか。聞くに堪えうるのかどうか。

 インターネット上の百科事典・ウィキぺディアから資料を拝借して、1976年4月発売のアルバム「17歳のテーマ」(高校3年生になるのだろう)所収の曲をyoutubeから探してみた。

山口百恵 アルバム「17歳のテーマ」(1976,4)より(出典:・ウィキぺディア)

1.愛に走って (3:37) 作詞: 千家和也、作曲: 三木たかし、編曲: 萩田光雄
12thシングル。
http://youtu.be/eg-jMGDqczw

2.昨夜からの雨 (3:33) 作詞: 千家和也、作曲・編曲: 馬飼野康二
youtube なし

3.木洩れ日 (3:43) 作詞: 阿木燿子、作曲: 宇崎竜童、編曲: 高田弘
youtubeなし

4.そして出逢い (4:24) 作詞: 千家和也、作曲: 三木たかし、編曲: 萩田光雄
youtubeなし

5.赤い運命 (3:08) 作詞: 千家和也、作曲: 三木たかし、編曲: 高田弘
12thシングル「愛に走って」のB面曲。TBS系ドラマ『赤い運命』主題歌。
http://youtu.be/lPdMZbdTEnU

6.葡萄色の雨 (3:07) 作詞: 千家和也、作曲: 都倉俊一、編曲: 竜崎孝路
youtubeなし

7.白い約束 (3:41) 作詞: 千家和也、作曲: 三木たかし、編曲: 萩田光雄
11thシングル。
http://youtu.be/Sfx2SUqLKj4

8.碧色の瞳 (3:23) 作詞: 阿木燿子、作曲: 宇崎竜童、編曲: 萩田光雄
youtubeになし

9.土曜日の楽しみ (3:14) 作詞: 千家和也、作曲・編曲: 馬飼野康二
youtubeになし

10.幸福の実感 (4:10) 作詞: 阿木燿子、作曲: 宇崎竜童、編曲: 高田弘
youtubeになし

11.山鳩 (3:03) 作詞: 千家和也、作曲: 三木たかし、編曲: あかのたちお
11thシングル「白い約束」のB面曲。主演映画『絶唱』主題歌。
http://youtu.be/-si7m2brs8Y

12.ありがとう あなた (3:33) 作詞: 千家和也、作曲: 都倉俊一、編曲: 馬飼野康二
10thシングル「ささやかな欲望」のB面曲。TBS系ドラマ『赤い疑惑』主題歌。
http://youtu.be/qQ2VB2Wt8cE (この曲はいいね)

全体的に、今はあまり聞かれていないようだし、不幸を背負った女を演じているようなテーマが多い。でも、とても女っぽいね。なんとなく胸がときめきそうな女性だ(16,17歳だというのに)。
次回はシングルを中心に取り上げてみたい。

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2014/8/9

本文

今日のミュージックステーションで、JuJuと言う女性が歌う歌が印象に残った。AKB48の隣に座り、タモリと二言三言話した後、ステージで生の歌声を披露した。バックのヴァイオリンが軽快に奏でる中で、男と女が分かれるシーンを、男の何か未練たらしい言い訳を、もう無理だとはっきり断っている。その言葉が何か新鮮に映った。私が聴く若い人の恋愛の歌は、必要以上に相手を持ち上げたり、賞賛したりするが、聞いていて、うんざりする。人間と言うものは、いい面もあれば悪い面もあるものだ。ある一面だけ大きく取り上げることは問題がある。できるだけ、真実に近い感情を、飾らずにはっきり言うことも必要だろう。

愛せなくなったら、愛せない、と言うことは正しいことだろう。安倍首相にあなたの政策は間違っていると感じたら、声をだして言うのも、正しいだろう。案外、感性は正しいかもしれません。でも、私が以前、好意を持って声をかけた人は私に関心がありませんでした。だから、必ずしも、感性が正しいとは限りませんが。各人色々な事情がありますから。

そういうわけで、詩の内容が印象に残ったJuJuの、「ラストシーン」を聞いてみましょう。
youtubeから JUJU ラストシーン http://youtu.be/Xlx8ba98x4A

森昌子も少しだけ男の優しさを拒否する歌を歌っていました。どんな曲か確認するために聞いてみましょう。
youtube 森昌子 金木犀の手紙 http://youtu.be/bJYEEvgDWLU

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2014/7/19

本文

今日、大阪ステーションシネマでパリオペラ座ライブビューイング「フィガロの結婚」を見た。一度、オペラと言うものを見たいと思っていたが、現実にはなかなか敷居が高いし、映画でもいいかと思って出かけたのだ。

 館内はお盆休みのせいか、20〜30人は来ていたと思う。僕の周りには人がいなくて、コーラーを飲みながら観劇?できた。映画の中で司会者のような人がパリオペラ座やこのオペラの見所などを紹介してくれて入りやすい。フィガロの結婚はモーツアルトの作曲。聞きなれたメロディからオーケストラの演奏が始まる。映画ではすべの上演場面が忠実に再現されている。一部の省略もない。画面は歌い手の顔が大写しになり、表情や動作がとても分かり易い。歌手の声もきれいで、録音や再生も何一つ問題がないように感じた。多分、実際の劇場での声と違わないと思う。もしかして、もっと明瞭で、聞き取りやすいかもしれない。そして歌手が言語で歌うそのときに、下にテロップで日本語訳が出る。これがあったせいで、このオペラの全体の流れがおおよそつかめたと思う。もし、日本語テロップがなければ、私みたいな初めての人には、ほとんど歌の意味や歌手の表情、行動が全くつかめず、途中で見るのをあきらめていたかもしれない。

私は、オペラを見て、まさしくこれは芸術だなと思う。3時間位に及ぶ一連の流れの曲をモーツアルト一人が作曲しているのだ。一つとして退屈な曲がなかった。5分から10分ぐらいだろうか、そうした一つの曲を次から次に歌手たちが歌い継ぐのだ。その歌は歌劇の中での、主人公の気持ちを主に歌っている。小姓ケルビーノの伯爵夫人への恋心を歌った声は絶品だ。映画の中の観客の拍手もひときわ大きかったようだ。恋心と言うのは、古今東西変わりがないのだ。夜も昼もあなたのことを思えば眠れない、というのは時代も地位も男女、年齢に関係なく同じなのだ。

そしてオペラの特徴なのだろうか、独唱ばかりでなく、二人、三人が一緒に歌うことのすごさ、すばらしさ。それぞれが自分の気持ちをばらばらに大声で歌っているのだ。それが3重唱、4重唱となって劇場内に響き渡る。合唱ではない。重唱なのだ。ベートーベンの9番合唱でもそのような歌手の競い合って歌うシーンがあるが、フィガロの結婚ではそういうシーンがとても多い。また、独唱でも、一人ひとりがとても気持ちをこめて、きれいに歌う。

そしてもう一つ。この歌劇に出てくる人々の会話がすべて機知に富んだ大人の会話である点だ。シリアスでなく喜劇的ながら、男女の愛を中心にすえた、大人の世界だ。そこには規律があり、喜びを表現する舞踊・ダンスがあり、領主が決めた法であるけれど、法の下の規律に従って生きている人びとの生活が垣間見える。そうした、法がきちっと機能しているのが西欧社会の特徴だろう。

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2014/7/17

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このブログで、”真実”に関する思い、考えを2回書いた。そして、ふと歌にも真実を歌っている歌があったのを思い出した。最近は聞かなくなったが、長渕剛の”RUN”だ。

 この歌は、真実、真実、真実と何回も繰り返していて、その言葉が思い出されたのだ。長渕が歌う、真実は、どういう思いなのか、歌だけではよくわからない。でも、真実に対する強い思いは多分同じだと思う。誰もが、真実への強い思いを持っているのだ。

長渕剛が歌う”真実”とは。

youtubeから
RUN http://youtu.be/GUhn8eNJpdo http://youtu.be/zaADa_Rjp7c

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2014/7/11

本文

今日、京セラドーム大阪そばの尻無川に面した河川公園で、森昌子の歌を1時間ほど聞いていました。主に10代の曲を聞いていたのですが、声は綺麗なのですが、やはり詩が、あるいはもしかして歌い方そのものが、心に大きな印象となって残らないのですね。それに対して、いつも森山良子を持ち出して悪いのですが、彼女の歌は、1曲1曲がとても心に響いてくるのですね。とても重いのです。

この歌における重みの違いって、二人の歌手生活の入り方の相違かもしれませんね。森昌子はアイドル歌手として歌手生活に入った。だから、休みなく、次から次に歌を歌い続けた。それはまさしく森昌子を消費する活動だったのでしょう。13歳から20歳ぐらいまでは、体も声も成長するから、消費を続けていられたのでしょう。でも、20歳すぎに、人気が落ちて、消費がうまくいかなくなった。それで、レコード会社を変わった。

一方、森山良子はどうなんでしょう。僕は彼女のことは全く知りません。でも、歌っている歌を見る限り、とても個性的です。1曲1曲に味わいや社会性があり、人生の深みがある。歌が軽くなくて重い。

僕は、森昌子の20代の歌を、1つ1つの曲を作品群として見れば、とても味わい深いと言ったことがあります。その言葉が、やはり10代にも当てはまりそうな印象が、今日、公園で聞いていて、思ったのです。10代の曲も、よく聞けばとても感動的なのですが、それは彼女の声が、こちらの胸を打つのであって、詩や曲の重みではないのです。

今、AKB48が人気ですが、彼女らの歌も、やはり、消費を中心に据えた、作品群でしょう。1曲1曲に、魂を込めて歌うというより、次から次に目新しい物を作り、それを若者に見せて消費していく。

アイドルって、消費されていくら。森昌子は、20歳すぎで、アイドルとして限界に達したようです。その後、これまでの経験を活かして、”悲しみ本線日本海”でヒットを飛ばし、演歌歌手として方向転回を果たせたのではないでしょうか。

youtubeから
森山良子 掌(手のひら)  http://youtu.be/HYhdGKVZiaA

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2014/6/1

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このごろアグネス・チャンの姿をテレビでみない。僕は森昌子のブログをこの3年間書き続けてきたが、実を言うと、アグネス・チャンも好きなのです。一度、大阪市の中央公会堂で生のステージを見てから、そのまじめな姿に心をひきつけられて、アグネスの歌をしばらく聴き続けました。10代、20代の歌は聴きませんが、2000年ごろに発売された、演歌的な歌がとても好きなのです。2000年頃の歌は、やはりアグネスの気持ちをとても良く表現しています。大人の歌です。アグネスがどういう考え方の持ち主で、毎日どういう気持ちで生活しているのか、がほんの少し垣間見える歌なのです。その当時、かなり売れたようです。私は当時のことは良く知りませんが。こういうわけで、アグネスのことは好きなのですが、今の中国との関係で、アグネスもつらい思いをしているのかなとも思います。彼女は香港出身だから、それほどつらくはないのかな。

私が見たステージで、アグネスはこういうことを言ったと記憶しています。”音楽を通じて、日本と中国の橋渡しになれればいいのにな”と。そして、中国の歌や日本のヒットソングを歌っていました。

これほど、日本と中国の関係が悪化するとは誰が想像したでしょう。それも急激に。そして韓国とも。アグネスの心は如何ばかりでしょう。アグネスの心を思えば、悲しくなりますね。

youtubeから

この身がちぎれるほどに http://youtu.be/ja3DcVI6uBE  http://youtu.be/uLSQMnSowsY
嫌いになれ youtubeになし
悲しい恋はどんな恋  youtubeになし
カモメ youtubeになし
悲しみがとまらない(last memory) youtubeになし

今日初めて聴いた曲
午後の通り雨 http://youtu.be/i47rPtQbRK8
この良き日に http://youtu.be/5ObVAxPmTwY
Circle Game http://youtu.be/KPnBwQTz75s http://youtu.be/bPQOiC9og7s

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2014/5/3

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 今日、吹き替え版のディズニー映画”アナと雪の女王”を見た。アナの表情がとても可愛くてよかった。それに対し、姉のエルサ(?)の表情が乏しくて、暗いのが少し残念だった。エルサが歌う、窓をひろげて自由を歌う歌(Let it be?)は、アップテンポでとても気持ちいい。その歌声は、MayJなのだろうか?youtubeでいま見たら松たか子が歌っているようだ。どうも感情の入り方がたりないと思った。多分、MayJならもっと感情移入できていただろう。でも、僕は若い頃の森昌子が歌ったら、もっときれいな声で情感あふれる、気持ちのこもった歌になったのにと思った。

雪だるまもトナカイも、好きになる男性も、みんな魅力的。最後の場面で、アナが婚約者に振られたり、永久に死んでしまうのかなと不安になったりもしたが、姉妹の愛により、生き返る。最後にアナと男性がキスをする。これこそ、本当の愛だと見せ付けているのかもしれませんね。

yotubeから
Let it be
松たか子 http://youtu.be/cvj3-MZO9Tw
MayJ http://youtu.be/N3WPDQ-OvJo
イデナ・メンゼル http://www.youtube.com/watch?v=V9JJyztJLLA&list=PLuLW12lxUp4X3Z1uokbDzaGyNhwnAdm3O&feature=share&index=5
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2014/1/1

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今日のNHK紅白歌合戦を少し見たなかで、たまたま目にして少しいいなと思った歌をリストアップしてみました。

1、ドリカムの”さあ、鐘を鳴らそう”。これは東北の地元の高校生がコーラスを担当して、詩が東北の状況に合致していて、とても感動的だった。 http://youtu.be/aTT5v0Wl9Dg

2、五木ひろし”博多アラモード” 久々の新曲でありながら、とても聴きやすい演歌。メロディがいい。バックを勤めたHKBやAKB48の軽やかな身体の動かし方もいい感じだった。
http://youtu.be/Grham2574vc


3、美輪明宏””ふるさとの空の下に” 歌が原爆がテーマだが、単調だ。少し残念だった。でも、美輪明宏ってやはり男だね。とてもダンディで、男らしい。雰囲気が若々しい。http://youtu.be/c8wuVMgvcZo

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2013/12/29

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きょうのNHKの紅白歌合戦の前哨番組で、去年出演した美輪明宏の「ヨイトマケの唄」の録画が放映された。薄暗い照明の中で出て来た美輪は、直立し背筋を伸ばし、重々しく演劇人が歌うように手振りを交えながら、きれいな声で歌い始めた。その歌はいじめられた少年が、泣きながら母親に助けを求めるが、母親の働く姿に感動して、強く生き始め、エンジニアになる姿を歌っている。まるで小さな演劇を見るように、その唄が、今の時代とは不自然な様相を保ちながら、何か生き生きとうごめいているように胸を締め付ける。魔法にかけられて身動きできないような状態だ。美輪って、前からどういう人かなと思っていたが、そのどういう人と言う部分が、そのまま当てはまる、不思議な歌いかただった。

youtubeから
美輪明宏 「ヨイトマケの唄」 http://youtu.be/G9pmz4lEQTM
                   http://youtu.be/9MROcVq6r7Q

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2013/12/7

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NHKのニュースウォッチ9で海上自衛隊のソプラノ歌手、三宅由佳莉(みやけゆかり)さんの特集をしていた。”祈り”と言う歌を東北の被災地で歌うことの葛藤や気持ちなどを語っていた。彼女の表情は明るくてけなげだ。自衛官と言う職業と歌手。音楽大学で声楽を勉強したとのこと。その清らかな歌声は被災地の住民からも受け入れらていることを知り、涙を流して喜んでいた。そのうた声には、森昌子と同様、人をひきつける魅力にみちている感じがする。森昌子も高校卒業後、声楽を勉強していたら、もっと違った歌声が聴けたと思う。三宅由佳莉と森昌子がダブって見える。

youtube 三宅由佳莉 ”祈り” http://youtu.be/1gbuhIaBDhU

      森昌子”この胸の幸せを” http://youtu.be/hWBoGU8u-e4

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2013/11/8

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島倉千代子さんが亡くなった。彼女の歌では、”人生いろいろ”が心に残っている。ついこの間ヒットしたと思っているのだが、実際は1987年のヒット?

 年をとってからのヒットだったが、美空ひばりの”川の流れのように”と同じように、大人の歌だ。人生の辛酸を嘗め尽くしてきた二人だから、歌えた歌かもしれない。いつまでも心に残る曲だ。森昌子にもそういう歌を歌ってほしい。この二人の偉大な歌手にならって、人の心を打つ、歌を歌い続けて欲しい。

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2013/8/22

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今日の夕刊に、歌手の藤圭子さんが飛び降り自殺して、亡くなったと言う記事が出ていた。びっくりして驚いた。詳しい原因は何一つ新聞に書かれていなかったので、自殺のいきさつや原因はわからない。昔、1億円をかばんに無造作に入れて、空港で見つかり、没収されたとか聞いたことがあり、少し奇行があったり、考え方に奇妙な点があるのは確かなのだろう。

でも、自殺して死ぬなんて!藤圭子はとても思い出のある人だ。高校一年の頃、藤圭子主演の映画を見てその美しさにびっくりしたものだ。今もその美しい映像が思い出される。デビュー当時の、ギターを抱えて、暗そうな雰囲気で、”新宿の女”を歌うその姿に、テレビの前に釘付けにされたものだ。シングルCDも何枚か買った。

前川清と結婚したが、二人とも幼かったのだろう、すぐに別れた。女性には幸せな結婚をして欲しいな。その後、人気が無くなり、姿を消したようだが、それでも、たまにテレビに出ていたのかもしれない。そして歌田ひかりのデビューで、歌田のお母さんと言うことで、脚光を浴びたようだ。

これが、僕と藤圭子との関係だ。でも、記憶にいつまでも残っている人だ。今youtubeで時たま、歌を聴いても、その声には特徴があって、すぐに彼女だとわかる。とても悲しい死だ。藤圭子らしい死に方だともいえなくもない。そういう突拍子さが、彼女にはあるようだ。もしかして精神を病んでいたのかな。

私は、いつまでも、藤圭子というとても美人な歌手がいたことを、そして人びとに感動を与えたことを忘れません。

youtubeから
圭子の夢は夜開く http://youtu.be/pWHXA7NeveU
はしご酒 http://youtu.be/hs99UdY225o

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2013/8/12

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昨日、大阪大正区の区民ホールでT-1ライブ グランプリと言うのがあって、過去にグランプリを受賞したアマチュアバンド3組と大正区出身のプロドラマーである大山大吾郎さんと彼が率いるバンドAmigo’sの演奏があった。

 大正区では4年ほど前から、アマチュアミュージシャンを育て、「大正区を元気にしていこう」と、ライブを通じて審査して、優秀者をグランプリに選び、大正区音楽親善大使に任命し、1年間色々な会場でのライブ活動を援助しているらしい。これは大正区役所内の市民協働課が中心になって行っているようである。

 会場は200名ぐらい入れるホールに、移動式のいすを並べた簡易なもので、それでも100名以上が来ていた感じ。最初の出演者は羽地直子さんと言う、大正区平尾在住の人で、沖縄と縁があるらしい。歌は5段階評価で4前後か。それなりによかった。次に出たのが、ruua(ルア)さん。現代風ののりのいい曲を4曲ほど歌った。これも3〜4ぐらいかな。次にでたのが音夢食堂(おとむしょくどう)。いかにも食堂の調理人のようないでたちで、歌を調理していった。声とかリズムもよく、3組の中で一番よかった感じがした。5段階で4ぐらいかな。

第2部では大山大吾郎withAmigo's。ロックとジャズが融合したような、それなりに熟練した味が出ていて、とてもよかった。大山さんのドラムは、安定感があり、聞いていても安心できる。個人個人がすばらしい技量を持っているように感じた。これからもがんばって欲しいですね。

youtubeから

羽地直子 「も少し」 http://youtu.be/hkzIqGNKyBQ
ruua(ルア) 「one」 http://youtu.be/rkfArKvzFJ4
音夢食堂 「サラリードッグ」 http://youtu.be/0kmE7sFMvvE

大山大吾郎withAmigo's 
「Jumping Blues] http://youtu.be/pi30uKe07vA
「葉留日野」 http://youtu.be/9XuZuz40QWc

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2013/5/30

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木曜8時のコンサートに”都はるみ”が出ていた。彼女の新曲、”エリカの花の咲くころに”は彼女の気持ちがこもっていて、とてもよかった。都はるみの歌だけは、聴きたいと思う。そして聞けば、聞いてよかったと思う。前回より、今回のほうが胸に響いた。これはもしかしてヒットするのでは、と思わせる歌いぶりだ。

それと、このエリカと言う、名前で思い出すのが、西田佐知子の”エリカの花散るとき ”だ。この歌も軽快ですきだが、初め、この歌を編曲したものではと思ったが、全く違うようだ。でも、エリカと言う言葉が、よみがえった事は喜ばしいことだ。

都はるみ ”エリカの花咲くころに” http://youtu.be/K4ehN3jceQA
西田佐知子 ”エリカの花散るとき” http://youtu.be/JYkWgS9J8_A
西田佐知子”アカシアの雨がやむとき” http://www.youtube.com/watch?v=XZmUnilSAUA&feature=share&list=RD02lwzqvsPqNTU     

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2013/3/19

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 今日のNHKの歌謡コンサートに柏原芳恵が出ていて、驚いた。初めはとても若々しくてきれいなので、昔のビデオかなと思ったけど、『春なのに』を歌っていて、声や雰囲気からまさに今の柏原だとわかった。顔も雰囲気も人気の絶頂期のまま、と言う感じ。それほど年を感じさせないし、しわが無くてきれい。スタイルもよくて腕も細く、華やかな雰囲気がある。私自身も、今この季節になると、彼女の『春なのに』を自然にと口ずさんでしまう。”春なのに、お別れですか、春なのに・・・”この歌は何かいいね。哀愁がある。春で気持ちも明るくなるのに、別れの言葉も似合う。春は別れと出会いが似合う季節かもしれない。

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2013/1/12

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今日の朝日新聞のbe面”うたの旅人”は、平松愛理(エリ)さんの「部屋とYシャツと私」だった。何だか記憶にある曲だったたが、紙面に記載されている詩を読んで、なんだか聞いてみたくなった。それで,youtubeで聞くと、やはり、可愛いいい曲だった。これほど愛し合って結婚したいね。純粋な愛って、感動を呼びますね。この曲は、実際は色々な取材を元に、作り上げたフィクションなのかもしれない。でも、どこかでこういう愛はみんなの中で生き続けているよね。あけっぴろげではないけれで、心の中で、意識はしないけれど、そう願い続けているのでしょう。だから、ヒットし、今日の朝日新聞でも取り上げられたのでしょう。

 youtubeから平松愛理「部屋とYシャツと私」  http://youtu.be/SkIkCf_ALzk

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2012/8/12

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今日は珍しく堺市民会館へ出かけました。ここでは第51回府吹奏楽コンクールが開かれていて、職場・一般部門の演奏会場になっているのです。このコンクールの中学・高校生部門は、その全国大会が、東京の「普門館」で開かれていて、この名前はとても有名なのです。一度、テレビ番組で「普門館」のことを放送しているのを見たことがあり、その競争は熾烈だったと記憶しています。

今回は、一般部門ですので、「普門館」とは関係なさそうです。でも一応、コンクールなので優劣のつく、審査がありそうです。僕はコンクールとは関係なしに、入場料も1000円と安かったので、出かけてみたのです。

僕は音楽は、全く分かりませんし、まして吹奏楽なんてほとんど知りません。今日は、22の団体が出て、課題曲と自由曲の2曲を連続して演奏し、その優劣を競うのです。僕は、今日1日聞けば、音楽漬けになり、音楽のことが少し分かるようになるのでは、と少し期待したのです。でも、初めの2団体ぐらいは聞けたのですが、その後、自由曲は眠たくてどうしようなく、がんばって聞こうとしても、どうしても眠くなるのです。

吹奏楽と言うのは、管楽器と打楽器からなり、弦楽器がないのです。そのため、打楽器がうるさくてうるさくてしようがありませんでした。それと、メロディーがないのですかね、もう会場中がトランペットやフルートやら、トロンボーンやらクラリネットや横笛、そこに打楽器の小太鼓、大太鼓、ティンパニーが力の限りたたき続けるのですから、すごいことになっています。まだ、メローディがあれば、聞けるのですが、自由曲の場合、そういうものがほとんど感じられなくて、打楽器と管楽器が一緒にがなりたてるのですから、ぼくはもう、目を覚まそうとしても、自然に睡魔に教われました。その4分の3は半分寝てました。

その中で、僕が気に入った曲も数曲ありました。それらは、日本の民謡を混ぜた曲で、西洋の音楽とは違った、日本の昔からの音を混ぜた曲でした。それは常盤台吹奏楽団の「東北地方の民謡によるコラージュ2011」でした。これが一番曲として、まとまりがありました。その他、なでしこウィンドオーケストラの「元禄」なども、日本の文化的な香りがするものでした。西洋的な管・打楽器に日本の音を取り入れた、これらに魅力を感じました。

 管楽器も単体で演奏するととてもきれいな音を発するのですが、集まると、きれいさがなくなりますね。やはり、弦楽器を入れたオーケストラを聴いてみたいと思いました。実際聞くと、また、今度は静か過ぎて、居眠りしてしまうかも分かりませんが。

追伸:なお、翌日の新聞に、このコンクールの結果が発表されていました。僕が選んだ、常盤台は銅賞、なでしこは銀賞で、金賞や全国大会への代表には選ばれていませんでいた。僕が選んだのは、音楽的な技術より、曲のよさで選んだのかもしれません。(8/13)


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2012/7/21

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今日の朝日新聞で目にとまった記事が2点ありました。一つは新聞トップにあった、福島原発の除染作業での、線量計を鉛板で隠していたこと、もう一つは歌手の岩崎宏美の連載記事です。

1、
鉛板で隠して、線量を少なくして、作業をさせるなんて、聞いただけでも恐ろしくなることを、下請け会社の役員が、作業員に強制して、拒否して帰る人に向かい、”帰る人は原発作業には向かないな、”と言って帰らせていたとのこと。あなたこそ、原発作業には向かない人だ。しかし、こうした人の命なんて考えなくて、仕事優先?の考えが、日本中になんと充満していることか。効率、能率、仕事のため、そのために、多くの人々の命が犠牲になってきたのだ。
 例えば、横断歩道を渡っていても、いつ車が突っ込んでくるかもしれないと思い、ゆっくり渡れない。こちらが悪いことをしているような錯覚を覚える。それと、車の大型化。10トン車やそれ以上の車がとても目に付くようになった。一体、交通行政に、人を守る気持ちはあるのか、と言いたい。産業界の要請なのだろうけど、車の大型化は、人の生存とは反比例する関係だ。道をを歩くことが、命を狙われているようなものだ。とても危険な社会だ。

こうした、線量計に鉛板をつけるように指示した人を、法律に則り、厳罰に処するべきだ。そしてかかわった会社や親会社にも責任を取らせるようにするべきだ。一つ一つの問題に、責任のありどころを明確にし、責任を取ってもらおう。そして、我々個々人も、おかしなものはおかしいと、声を上げなければ、仕事優先の社会では、命を奪われかねません。

2、
話は変わって、岩崎宏美の連載記事が、今日のbe面に出ていました。連載の2回目です。ここで印象に残ったのが、結婚して益田宏美に変わり、子どもが2人できて、幸せであったのに、その後、夫のドイツへの赴任を契機にして、別居生活、離婚に至り、そして子ども2人を、元夫に取られたということです。そのために、岩崎は精神的にも相当つらい日々を送ったのことです。そして、家庭裁判所に調停を申し込み、2ヶ月に1回、息子たちと面会する権利を得たとのことです。

レ・ミゼラブルの舞台では、子どもと離れた母親役を好演したと言うことなんですが、実際の生活面でも、子どもと離れ離れになったつらさを今もって引きずっていたのです。岩崎宏美に子どもがいることさえ知りませんでした。

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2012/7/13

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今日、ミュージックステーションで、東方神起のAndroidを見た。歌詞もダンスもとても良かった。日本には無い歌い方だと思った。

 日本人の歌い方というのは、言葉を伸ばすと言うのか、節を伸ばすと言うのか、よくわからないけれど。それに対して、彼らの歌い方は、言葉を一つ一つ切って単語化すると言うのか、熟語化すると言うのか。それがとても力強くて、その単語化された言葉が胸に響いてきて、若い女の子なら、メロメロになりそうだ、と思った。丁度ハリウッドの映画(例えば、スパイダーマン)を見ているようですね。一こま一こまがとてもアクション性を持っているというのか。だから、他の日本人の歌が、古臭くて、どんよりした感じに映りましたね。桑田の歌も古い演歌のようでした。
 
 こういう曲が、韓国の人によって、日本にもたらされると言う、この現実。そして日本でシングルCDの売上トップと言う現実。そして、若者の間に人気が有るという現実。日本の若者が、韓国の若者が、徐々に世界を変えていっているのでしょう。


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2012/7/5

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今日の朝日新聞の生活面に、体を元気に保つ秘訣として、年を重ねてもなお、ストイックに体を鍛え続けていると言う、郷ひろみさんにインタビューしていました。その記事を読んで、なるほどと、感心させられたことがありました。
  
 「いい楽曲と出会うためには、いつでもどんな曲でも歌えるよう自分を高めておかなきゃいけない。千載一遇のチャンスをものにするためには切磋琢磨し続けるしかない」

彼は、再びヒット曲にめぐり合えるために、毎日2時間以上、日々違う鍛え方で筋肉に刺激を与えていると言う。

「AKB48のような今をときめく人たちと同じ土俵で仕事をしようと思ったら、自分の体力以上のものを課し続けなきゃいけにないんですよ」

「運動では腹筋より背筋を鍛えることが大事なんです。みんな見た目で腹筋をやりたがるけど、背筋がないと背中が丸まる。正面から見えない背中が、人間を支える一番大事な部分です。人間も外から見えない内面が大事。それを僕は運動から教わったのです。」

40代、約3年半の米国生活で、尊敬するボイストレーナーと出会い、新たな歌唱力を手に入れたという。

「人生のピークは60代。歌手として人間として、大きな器になっていきたい」

これを読んで、郷ひろみのCMやテレビ出演が単なるその場しのぎの出演じゃなく、地道にこれまでの経験を積み上げてきた上での、更なるステップアップを狙っての出演と言うことがわかって、嬉しくもあり、がんばれ、という気持ちも沸いてきました。


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2012/6/5

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 今日NHK、歌謡コンサートで作曲家の船村徹が出演して、彼が作曲した曲を北島や、細川らの歌手が歌っていた。その中で特にすばらしかったのが、船村自身が作詞・作曲し、本人が歌った「のぞみ(希望)」だった。彼は、もうすぐ80歳だと言うのに、とても延びのある、しかも優しくてきれいな声で、気持ちをこめて、歌っていた。この歌は、刑務所に収監されている人を歌った歌で、ここを出たら、お母さんに泣いて謝りたいとか、汽車に乗って静かな宿で幼い子どもを抱きしめて寝たいとか、希望を持ってこれから生きて生きたいとか、女性収監者の気持ちを歌にしていた。どの歌手の歌より、一番よかった。

 これとは、関係ないですが、今日の新聞に、オーム真理教の菊池容疑者の言葉に「高橋(容疑者)を愛するようになりました・・・」とありました。これを見て、逃亡中でも、愛を育んでいたのだなと思い、嬉しくなりました。これで、二人の愛は、終わるかもしれませんが、多分想像を絶するような愛だったのかも分かりません。高橋にしてみれば、好きな女性が、指名手配犯だと知ったときは、どうだったのでしょう。私は、想像ですが、男としたら、嬉しかったのではないかと思います。自分の愛が、特別な愛なのですから、そして二人の愛はとても強くなった、と思います。もう切ることは出来ない愛だと、認識したかもしれません。
 菊池容疑者は、自分が犯した罪を償いながら、人間としての生を全うして欲しいと思います。収監後、命があれば、船村徹の歌のように、希望を持って生きていって欲しいと思います。

you tubeに他の人が歌った、「のぞみ(希望)」がありました。URLを載せておきます。
URL:http://youtu.be/A6WrAvLLFV0

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NHK歌謡コンサートで、考えたこと

2012/5/22

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NHK歌謡コンサートは東京スカイツリーの開業にあわせて、”東京”がテーマだった。司会者が、マヒナスターズの誰かに、若い頃の印象に残る街を尋ねたら、”高いビルはなかったが、六本木が好きだった”との答えが帰ってきた。僕はこの答えを聞いて、うらやましく思った。もし、好きな街はどこ?と尋ねられたら今の僕は応えられない。

 しかし、よくよく考えたら、若い頃は、”梅田”によく通った。阪急のテレビジョン前や、三番街の喫茶店でよく彼女と待ち合わせしたものだ。デートも梅田周辺が多かった。また、サークルでの飲み会でも、やはり梅田だ。映画は昔、毎日会館の地下に名画座があり、そこに通ったものだ。扇町には、扇町ミュージアムスクウェアーがあり、よく小演劇を見に行ったものだ。”ワハハ本舗”もそこに出ていた。今でも、若者が多く集まる梅田。梅田は大阪の人間にとって、かけがえの無い町だろう。
 
ところで、今日の歌謡コンサートには、西田佐知子の歌が2曲歌われた。”赤坂の夜はふけて”と”ウナ・セラ・ディ・東京”。西田佐知子のCDのほうがよっぽどよかった。
 それと岩崎宏美が出ていた。彼女はとてもはきはきしていた。人にこびるような雰囲気がない。孤高の人、という感じ。年はとっても、若い頃の、気高さ、誇りを持続していた。人を寄せ付けない、雰囲気と言うのか。あるいは司会者あるいはNHKへの反発か。それはとてもいいことだ。NHKやテレビにこびることなど、もう必要ないのだ。自分で、独力で、自立して飯を食ってきたし、飯を食っていけるのだから。
 その点、中島みゆきは昔から、テレビにはこびなかった。昔活躍した歌手が、今後、どのような方法で、歌手生活を送っていくのだろう。人それぞれ違っているだろう。森昌子と岩崎宏美、これからの老後をこの二人はどう切り開いていくのか。岩崎宏美は、前向きな姿が見て取れた。さて、森昌子はどうなのだろう。

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